

巨大人型ロボット・レイバーが普及した近未来。
レイバーが暴走する事件が相次いだことにより、警察が捜査を開始した。
暴走したレイバーに搭載されていたのは、新型のOS・HOS(ホス)。
画期的ともてはやされたプログラムに何らかの異常が生じたのか、それとも外部からコンピュータがハッキングされたのか?
謎を解こうにも、OSの開発者は自ら命を絶ってしまい、真相は藪の中。
いったい何がレイバーを暴走させるのか?
押井守監督の名声を一躍世間に知らしめることになった出世作。
映画公開当初はなんのことやらさっぱりわからなかったコンピュータ用語もすっかり定着し、ようやく時代が追いついたといった感じ。
カーナビやパソコンの普及、コンピュータ・ウィルス、ハッキングといった当時の最先端の予見がことごとく実現し、もはや劇中の世界は未来のものではなくなってしまいましたが、だからこそ現実味をもってこの作品を観ることができるのではないでしょうか。
あとは二足歩行ロボットさえあれば完璧なのですが、それはまだ夢の技術。
そんな中、先日、実写版パトレイバーの製作記者会見が行われました。
コストの問題を理由に周囲から猛反対されたという実物大のパトレイバーを作ってしまうあたり、さすが押井守!
本編の公開は2014年から12話のドラマ形式で放映され、翌年には長編の公開も決まっているのだとか。
物語の詳細はまだわかりませんが、設定を色々と変えているようです。
まあ、
アニメそのままでというのは無理があると思いますが、それが功を奏するよう祈るばかりです。
実写版パトレイバーが成功したら、現実世界でも巨大ロボットの開発が一気に進むのではないでしょうか? ある種のブームのようになってもらいたいものですね。
そういえば、先日、テレビで2メートル級の二足歩行ロボットを使った大会が開かれるというようなことを言っていたのですが、
映画「
リアル・スティール」が実現する日も意外と近いのかもしれませんね。
映画の公開に合わせて
アニメも再放送してくれないかなあ、などと夢見ています。
え? DVDがあるじゃないかって?
いや、高い高い! どうして
アニメのDVDはこんなにも高いんだろう。
廉価版のDVD-BOXあたりを発売しないと、新しいファンを獲得するのは難しいと思うんだけどなあ。
これをキッカケにまたさまざまな形でメディアミックスしてくれるといいんですが……。
とにかく、
映画がヒットすることを願いましょう!
それでわ、また! /)`・ω・´) アデュッッ!!
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