ねこのすっぱ抜きサラダ ライトノベル

カクリヨの短い歌2 大桑八代 感想


5・5点
喉貫事件……弓で喉を射抜く障害事件が世間を騒がせていた。
そんな中、和歌の収集をつづける帳ノ宮真晴から、歌道の名門「門江家の宝をいただく」という犯行声明が出される。
混乱におちいる〝六歌澪”の面子をよそに、彼らのお膝元で新たな殺人事件が発生する。
天才歌人・祝園完道は新たな悲劇を防ぐことができるのか?

一度は異界〝カクリヨ”に消失し、再びこの世に戻ってきた和歌だったが、戻ってきた三十一文字には、この世ならざる不思議な力が宿っていた。
和歌を使った異能バトル第二弾ということだったのだが、今回はバトルは鳴りを潜め、ミステリー仕立てになっている。
前回登場した帳ノ宮真晴のような突出したカリスマ性はないものの、今後の展開にかかわってきそうなキャラクターが登場。今後に期待、といったところだろうか。
一巻にくらべると地味な印象だけど、この世界観がたまらなく好きすぎる。続編に期待!!

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theme : 最近読んだ本
genre : 本・雑誌

tag : ファンタジー

最果ての東 1st end 十文字青 感想


6点
1915年に発生した奇病・吸血病によって人口の三分の一が吸血鬼と化した世界。
難を免れた人類は人類再生教団リヴァイバルズを結成し、吸血鬼と対峙した。
それから一世紀を経た今、リアン・ハートは対吸血鬼戦闘の最前線・最果ての東と呼びならわされる僻地に赴任した。悪の権化たるヴァンパイアを駆逐するために!

勧善懲悪をもっとうとする教会とは異なり、前線の街では吸血鬼と人間が一定の距離を置いて共存している。
新任の聖職者リアンは、最初の任務として、人間だけで構成されているギャング・印度蜥蜴に潜入する。
どこか憎めないギャングのメンバーたちだったが、敵対しているグループとの関係は冷え切っていた。
人類と吸血鬼は共存することができるのか?

ラノベではおなじみのヴァンパイアものですが、全体的に緊迫感がない。
はじめからシリーズ化を想定しているらしく、キャラクターの造形にばかり重点が置かれていて、ストーリーは二の次といったところ。
しかし、主人公を取り巻くキャラクターの人物造形はしっかりしているし、今後に期待を抱かせるような終わり方だったので、次巻が楽しみ。
本書丸ごと一巻使って作った下地がどのように変貌するのか見物です。

theme : ライトノベル
genre : 本・雑誌

tag : ライトノベル 感想 ファンタジー

バチカン奇跡調査官-サタンの裁き- 藤木稟 感想



6点
バチカンに寄せられる奇跡の情報が真実か否かを調査する平賀とロベルト。
今回の謎は、死んでもなお腐敗しない神父の遺体。彼の名はヨハネ。記憶喪失症の予言者だという。
調査のため現地へとおもむく二人の前に、ふたたび奇怪な殺人事件が待ち受けていた。
連続殺人と奇跡のあいだに横たわる陰謀を暴け!

今回の主役はロベルト神父。アフリカへとやって来たロベルトに突きつけられた死の予言と、彼の身を襲う謎の体調不良……。はたして予言は真実なのか?
カソリック教会を舞台に繰り広げられる殺人事件、失踪した容疑者、人身御供をともなう土着信仰がからまり合い、謎は混迷を深めていく。
謎解きはやや反則気味な部分もありますが、ラストで提示される伏線のインパクトが強い。今後の展開に大いに期待を抱かせてくれる一冊です。

theme : ライトノベル
genre : 本・雑誌

tag : ライトノベル 感想 ミステリー

六花の勇者4 山形石雄 感想



6点
大きな代償を払いながらも窮地を脱した勇者たち。
しかし、一行の前に屍兵と呼ばれる新たな敵が現れる。
彼らは凶魔ではなく、凶魔に操られている人間なのだという。
屍兵は生きているのか、死んでいるのか? 倒すべきか否かとまどいを見せる勇者たち。
ただ一人、屍兵を救済する道を探るロロニアだったが、その独断が一行のあいだに不協和音を生むことになる。
大人気ファンタジーシリーズ第4弾!

ドズーがもたらした情報から、「黒の徒花(あだばな)」と呼ばれる聖具が偽者を見分ける鍵だと知った勇者たち。テグネウが造らせた神殿に向かう途中、人間兵器・屍兵に遭遇する。
勇者たちは、彼らを助けるべきかどうかで対立し、疑心暗鬼に陥ってしまう。
前作につづき、今回もミステリー色は薄め。薄いどころか、今回はファンタジーに徹していると思った方が良い。
しかし、今後につながる重要な伏線がいくつか見受けられるので、期待大です!

theme : ライトノベル
genre : 本・雑誌

tag : ファンタジー 感想

断罪のレガリア 多宇部貞人 感想


6点
イタリアで発生したカタストロフィーによって、異界が世界を侵蝕しはじめた。
悪魔にとりつかれた人間による殺戮を阻止すべく退魔団が組織されたが、悪魔憑きによる凶悪事件が頻発し、新たなカタストロフィーが発生しようとしていた! 退魔団はこの災厄をくい止めることができるのか?

イタリアで育ったシオンは、最初のカタストロフィーの唯一の生き残り。
両親を亡くしたシオンは日本人神父に引き取られ、彼の愛娘・八慧とともに退魔師として育てられる。
両親の仇をとるためにより強い力を求めるシオンと、彼を見守る八慧の友情と愛情が入り混じったかけあいは微笑ましい。
一般市民には悪魔の存在は知らされておらず、悪魔との戦いを目撃した人々は催眠によって記憶を消されてしまう。よって、激しいバトルシーンとは裏腹に、日常パートではごく普通の高校生活をエンジョイしている二人である。しかし、魔界の侵蝕は着実に進んでおり、いつまでも隠し続けることは困難になりつつある。
物語は青のエクソシストに似ているので、面白そうではあるけれども、その分オリジナリティに欠ける感じ。やたらと難しげな魔術用語が濫用されていて、読むのにとまどう傾向も。一つ一つの技が軽いというか、コレといった決めてがないのもつらいところ。もうちょっと技の出し惜しみをしてもいいのではないだろうか。
はじめからシリーズものとして書かれているようなので続編はすでに執筆中とのこと。アニメ化まで見すえていそうな出来ではありますので、もうしばらく見守ろうではないか、うん。

theme : ライトノベル
genre : 本・雑誌

tag : ファンタジー 感想

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Author:えんまる
SF・ファンタジー系の小説、漫画、映画のレビューおよび、8匹のねこが生息するペットブログを展開中☆

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採点は10点満点です。
6・5点以上がおすすめ。
6点は佳作。
5・5点は好みによる、といった感じです。

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