映画「プリースト」感想
プリースト [DVD]
posted with あまなつ on 2013.07.04
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(2012-08-21)
売り上げランキング: 28132
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吸血鬼が実在する世界。
人類は驚異的な腕力をほこるヴァンパイア・ハンター「プリースト」を作り出し、吸血鬼に対抗した。やがて吸血鬼は滅んだが、人々は厳重に保護された聖域”シティ”の中に封印されたまま時を過ごした。そこでは、厚い信仰と労働のみが救いをもたらすと教えられ、平民はつましい生活を送っていた。
ヴァンパイアの出現を疑ったプリーストだったが、教会に異論を唱えたことによって逮捕されかける。シティを脱出したプリーストはさらわれた少女を捜すが、その身柄は存在するはずのない吸血鬼の巣窟に移されていた。
天使同士の壮絶なバトルを描いたレギオンの主演俳優ポール・ベタニーとスコット・スチュアート監督が再びタッグを組んだヴァンパイアものの怪作「プリースト」。
教会に支配された中世ヨーロッパ的な世界に、蒸気機関テクノロジーが浸透している、いわゆるスチーム・パンク的な世界。教会に絶対的な権力を握られ、市民は信仰心を示すために過酷な労働に従事させられている。しかしそのあいだにもシティの外ではヴァンパイアによる侵略計画が着々と進行していた、という設定。
クリーチャーの出来栄えも良く、ストーリーも面白かったが、同じテーマのアンダーワールドシリーズとくらべると少し物足りない感じだろうか。もっと教会の暗部に踏み込んでいれば物語に重厚感が出ていただろう。続編を匂わせる終わり方をしているので、そちらに期待。一見の価値はあると思うので、おすすめしときます。^^

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