青の祓魔師１２巻 加藤和恵 ネタバレなし感想

祭の夜、出雲にしのびよる魔の手があった。
人形遣い・宝ねむとの攻防のさなか、現場に駆けつけた志摩とのあいだでまさかの事態が生じる！？
日本支部に侵入したイルミナティの真の目的が明かされる！

今回の主役は神木出雲ちゃんです！
これまでいい具合のツンレ役を演じていた彼女の、真の力が焦点に。
「この世界に悪魔と人間の血縁者はざらにいるの！」という過去のセリフが、ここに活かされるとは！
イルミナティの総帥までが登場し、物語はいよいよ佳境に突入か！？
このエピソードからクライマックスに雪崩れこむのかなあ、もっと長く続けてほしいなあ。
と、とにかく、これまでにないくらい面白いです！
読んで損なし！

青の祓魔師１１巻 ネタバレなし感想

最後に残された学園七不思議の解決を求められるエクソシスト候補生。
その一方で、バチカンの上級会議に招聘された雪男に疑いの目が向けられる。
いわゆる敵対者のスパイなのではないか、と。。
そして、雪男を襲う謎の体調不良は何を意味しているのか？

というあらすじだけ読むと、緊迫したストーリーを想起されるかもしれませんが、１１巻のメインテーマは、ザ・青春！
これまでの燐に頼り切った戦い方ではなく、仲間を信頼し合うチームプレイの方向性を探ってみたり、学園祭のダンスパーティーに一喜一憂してみたりと、閑話休題、さて次は、というところで、次巻の鍵となる新たな謎が提示されます。まさかのあのキャラがついに本性をあらわします！
要チェックです！

青の祓魔師 ネタバレなし感想

悪魔と人間のあいだに誕生した奥村燐の元に、魔王サタンが現れた。
燐を守るために命を投げ出した養父のため、サタン討伐を決意する燐。
強くなるために入学したエクソシスト養成学校を舞台に、共に学び、成長する仲間との絆を描く青春群像物語。
自分の力を持て余し、コントロールする術を覚えていく主人公・燐をはじめとして、兄を守るために最強のエクソシストを目指す弟・雪男、人見知りなドジッ娘だが薬学の知識に精通しているしえみなど、個性的で魅力たっぷりなキャラクターとの笑いあふれる日常生活と、悪魔との戦いで見せるシリアスな展開のバランスが絶妙。
アニメ化もされ、日曜午後５時枠で放送されていたのでご存じの方も多いと思いますが、アニメ放送が終了したあとも原作は続いています。アニメ化されたのは５，６巻あたりまで。今までに１０巻まで刊行されています。最新１１巻は８月２日発売予定。最近映画化もされて絶好調といったところ。
絵が上手いのでアニメとくらべても見劣りしない。内容も濃く、これからどのように展開していくのか予想がつかず、今もっとも楽しみにしている作品のひとつ。
著者の知識量や物語にはりめぐらされた伏線から考えて、まだまだ奥が深そう。鋼の錬金術師みたいにもう一度完全版としてアニメ化してほしい作品です！

青の祓魔師 1 (ジャンプコミックス)

posted with あまなつ on 2013.06.24

集英社(2009-08-04)
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ちなみに下に劇場版の冒頭約１０分の動画を貼っておきます。