影絵作家 藤城清治

現代アートの中で一番好きな作家、藤城清治。
幼い頃から画才を認められていた天才児がたどりついたのは、
『影絵』の世界だった。

この色彩の嵐。
並外れたイマジネーションと、緻密な構成力がなければ実現不可能な、
まさに唯一無二の人と言っても過言ではないでしょう。

その才能に惚れ込んだ爆笑問題の太田光さんが、自著『マボロシの鳥』を
藤城さんに贈って、絵本の製作を打診したというのは有名な話。
(今回使わせていただいた画像はマボロシの鳥とは関係ありません。あしからず)

藤城さんは1924年生まれ。
80代とは思えないほど制作意欲旺盛なようで
前述の『マボロシの鳥』は、製作日数半年足らずで完成させたのだとか。
実にパワフルなおじいちゃんである。
長野県や北海道などにある美術館には、巨大な壁画なんかもあるのだという。
ぜひとも鑑賞してみたいものである。
≪主な美術館≫
コロポックル影絵美術館(北海道紋別郡)
世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館(長野県北佐久郡)
影絵の森美術館(山梨県甲府市)
お茶と影絵の館(静岡県川根本町)
藤城清治メルヘンサロン(宮城県仙台市)
参考資料

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